娘が4歳の時のこと。「歯ブラシってどうやってできているの?」と聞かれ、答えに窮したので、YouTubeで歯ブラシの作り方と検索して、工場で歯ブラシが作られている様子を見ました。娘は、興味深々で見ているし、私も一緒に見ていて面白かったので、工場見学に行ったら面白いかもしれないと思い調べてみることにしました。調べてみると、製造工程を見る以外にも楽しめる工場見学が沢山ありました。
そこで今回は、実際に私たちが訪れた4か所の工場見学についてご紹介します。
- 赤城乳業(埼玉県本庄市)
- グリコピア・イースト(埼玉県北本市)
- めんたいパーク(群馬県甘楽郡甘楽町金井)
- こんにゃくパーク(群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡)
アイス食べ放題が嬉しい!ガリガリ君を生んだ【赤城乳業】
初めての工場見学はガリガリ君を作っている、赤城乳業の工場見学です。当時娘はまだ4歳でした。ガリガリ君は食べたことが無かったので、工場見学に行く前日にお店で買って二人で食べました。「このガリガリ君がどうやって作られているのか、工場に見に行こうね」というと、工場にいくのが楽しみになったようでした。
本庄千本桜『5S』工場につくと、さっそくガリガリ君のお出迎えです。ガリガリ君と写真を撮って、工場見学をスタートしました。
まずは、映像鑑賞です。ガリガリ君の歴史や当たりくじのこと、工場の概要などを楽しく知ることが出来ました。初期のガリガリ君のイラストはあまり可愛くなかったです(笑)
次に、アイス製造工場の見学です。案内係の説明を聞き、くじやクイズを楽しみながら工場を見学していきました。ガリガリ君以外にも、色々な種類のアイスが作られていました。
たくさんの機械があり、様々な工程を経てアイスが出来ていく様子は大人も子どもも見ていて面白かったです。ちなみに、ガリガリ君の当たり棒は、社員でもどれに入っているかは、わからないそうです。
最後に、動いて喋るガリガリ君が、ガリガリ君広場でお出迎えしてくれました。
ここでは、30分ほどアイスの食べ放題がありました。色々な種類のアイスが置いてありました。
普段はアイスを食べても1つなので、たくさんアイスが食べられて娘も嬉しそうでした。また、ガリガリ君の物品の販売も行っていました。
オリジナルノベルティグッズのプレゼントもあり、見て良し、食べて良し、もらって嬉しい、とても楽しい工場見学でした。この日を境に、娘はガリガリ君のファンになりました(笑)当たり棒が出るのを毎回楽しみにして食べていますが、未だに当たりには出会えていません。引きの悪さは、パパに似たようです(笑)
工場見学の申し込みは、以下のインターネットのみでの予約です。
本庄千本さくら『5S』工場
〒367-0212 埼玉県本庄市児玉町児玉850-10
甘い香りに包まれているわくわくファクトリー 【グリコピア・イースト】
「チョコレートのお菓子を作っている工場にいくよー」と娘に伝えると、「お菓子もらえるかな~」といって、かなり楽しみにしていました。
工場について車から出ると、すでに甘ーいチョコレートの香りが漂ってきました。「美味しそー」と娘は大声ではしゃいでいました。
こちらはグリコのポッキーとプリッツを製造している工場です。
まずは、映像鑑賞です。会社の紹介、チョコレートの歴史、グリコのお菓子の変遷などを学びました。次に、ビスコ・ポッキー・プリッツグループに分かれて、工場の見学に進みます。私たちは、プリッツグループでした。
プリッツグループは最初に、食玩(お菓子についてくるおもちゃ)のコーナーに行きました。過去の食玩が勢ぞろいしていました。私が子どもの頃は木のおもちゃが付いている時代でした。今でも、実家にありますが、人気のおもちゃだったようです。
次に、ポッキーの製造工程を完成から遡って、見学していきました。終始甘い香りに包まれていました。娘は、色々な機械が動いて、ポッキーが流れていくレーンをまじまじと見ていました。チョコレートとつけるところは企業秘密ということで、映像での見学でしたが、機械で吊り下げられたポッキーをチョコレートのタンクに浸して作っている映像を見ました。「タンクにつけて作ってるんだ~!」と面白そうに見ていました。娘は、タンクに浸かってチョコレートまみれになってみたいそうです(笑)
次に、プリッツの製造工程を見学しました。最初は厚さ3㎜の長い生地が流れていました。その生地が機械でうどんのように、切られて流れていきます。次に、40mあるオーブンで流れながら焼かれていきます。娘には、印象的な工程だったようで、家に帰ってからパパに、「プリッツはうどんみたいだったよ!長ーいオーブンで焼かれてた!」と報告していました。オーブンから出てくると、うどんのようだった生地が、切れてプリッツになっていました。あらかじめ、生地に切り込みが入っていて、オーブンで焼かれている間に縮んで、切れるようになっているそうです。最後に、機械で袋詰め、箱詰めされていく工程を見ました。
製造過程の見学が終わると、最後は全7問三択早押しのクイズ大会でした。工場見学の中で展示されていたものや説明された内容からの出題でした。ABCのボタンを押して、回答していきます。全問正解で早押しの特典の早かった1位には、ポッキーのファミリーパックがプレゼントされていました。これから見学に行かれる方は、最後にクイズがあることを念頭に入れて見学すると全問正解できるかも!?全部で50問くらいある中の7問の出題なので、どんな問題が出るかは、その日によって違うようです。
見学が終わると、一人に一つずつポッキーのお土産がもらえました。
場内にグリコのショップがあり、そこで買い物をして帰りました。お得に買えるセットなども売っていて、ついつい買い過ぎてしまいました。
地域限定のポッキーもあって、関東は甘酒味でした。売店で売っていたので買って食べてみましたが、甘酒好きにはたまらない美味しさでした。ちなみに、一番人気は、北海道限定の夕張メロンのポッキーだそうです。
親子共々、楽しい工場見学でした。3歳未満は、見学不可だったために、次女はお留守番でした。次女が大きくなったらまた行きたいなと思いました。
見学には、事前予約が必要で、インターネットもしくはTELで予約ができます。インターネット予約には、グリコメンバーズへの登録が必要です。
私は、24時間予約受付ができるようにグリコメンバーズに登録して、予約しましたが、とても人気なようで、なかなか空きがありませんでした。たまたま、予約受付開始日の夜に予約フォームを開くと残り僅かでしたが、空きがあったので、急いで予約を取りました。予約をご検討であれば、グリコメンバーズに登録しておく方が、予約は取りやすいかと思います。
ちなみに、私が予約をしていた時は、2022/10/11(火)より2022/10/17(月)~10/31(月)の予約受付を開始していました。半月分をまとめて予約受付しているようなので、次の半月分の予約受付開始は、その約1週間だと考えられます。
こちらは、おまけ情報ですが、工場がある北本市はトマトの生産・加工が有名なようで、北本カレーという地元グルメがありました。パンフレットにのっていた一軒のカフェ行って、トマトカレーを注文してみました。かなりのトマト味でした。
工場見学と併せて、北本市が押している、北本カレーを味わってみるのも楽しいかなと思います。
<工場見学>グリコピア・イースト(埼玉) | 【公式】江崎グリコ(Glico)
〒364-0013 埼玉県北本市中丸9丁目55番地
1歳児も楽しく遊べる 【めんたいパーク】
こちらは埼玉県を飛び越して、群馬にある工場です。こんにゃくパークに行くことを決めた際に検索していると、近くに明太子の工場があること知って、行ってみることにしました。
群馬のめんたいパークは新しい工場のようで、とても綺麗な施設でした。
施設に入ってすぐに明太子の試食がありました。流石、カネフクの明太子だけあって、美味しかったです。5歳娘にはまだ早かったようで、「辛い」と言っていました。
遊んで学べる「つぶつぶランド」の入り口は、すごくギラギラしていました。
中に入っていくと、明太子が何の魚の卵なのか、スケトウダラの鳴き声、明太子の豆知識などが遊びながら楽しく学べるようになっていました。
奥に進んでいくと、工場見学になっていて、たらこ・明太子を作っている様子、選別箱詰めしているところなどをガラス越しに見ることが出来ました。手作業で重さをはかって、箱に詰めている様子も見れました。
映像での説明などもあり、わかりやすかったです。
明太子を使ったレシピもたくさん紹介されていました。
見学スペースを出ると、売店とフードコーナーがあります。
私と夫は、めんたいパスタ・明太子おにぎりを食べました。娘は辛くないたらこパスタを食べました。どれもたらこ・明太子がたっぷりで美味しかったです。
そして、、、デザートには、めんたいソフトを食べました。これは、どんな味か想像がつかなかったので、恐る恐る食べました。
食べてみたところ、「ピリ辛なんだけど、甘くて、また食べたくなる味」という感じでした。独特の美味しさで私たち家族はハマりました。めんたいパークを訪れた際には是非とも食べてみて欲しいです。
お腹を満たした後は、2階にある「たらぴよキッズランド」で遊びました。
広いマットのスペースに大きなブロックやよく滑る滑り台、ボルダリング、クイズやゲームができる端末などが置いてあり、1歳と5歳の娘が2時間くらい夢中で遊んでいました。5歳娘は、黙々と大きなブロックを積み上げて遊び、大きな滑り台も楽しんでいました。1歳娘も小さい滑り台が楽しかったようでゲラゲラ笑って遊びました。
また、2階にはトリックアットで写真が撮れるスペースもあって、面白い写真を撮ることもできます。
帰りには、ショップで明太ウインナーを買って帰りました。これが、とても美味しかったです。
明太子好きな方は一度訪れてみて欲しいです。
めんたいパーク群馬 – めんたいパーク | 明太子のテーマパーク (mentai-park.com)
〒370-2216 群馬県甘楽郡甘楽町金井
こんにゃく食べ放題が面白い! 【こんにゃくパーク】
こんにゃくパークは、めんたいパークから4.5㎞のところにあり、車で10分かからないくらいで行くことが出来ました。世界遺産の富岡製糸場からも15分の距離にあります。
こんにゃくパークに入館すると、こんにゃくゼリーを人数分プレゼントされました。冷たくて美味しいゼリーで、娘がとても気に入っていました。
まず、2階の工場見学に行きました。この日は、「こんにゃく芋」から作る製造工程は、休日で工場が稼働していない日だったので、工場の中の様子を見て、パネルを見てまわりました。
一部、稼働しているところもあり、板こんにゃくが製造ラインで流れている様子を見ることが出来ました。
私たちは知らずに行ってしまったのですが、工場見学週末スペシャルデーという日があって、毎週末休みのために動いていない機械が特別に動いているスペシャルデーもあるそうなので、これから休日に行ってみたいと思っている方は、事前に調べてから行くとより楽しめると思いました。
そして、何よりの嬉しいのが、こんにゃくパークは、無料のこんにゃく食べ放題のバイキングがあることです。こんにゃくと一言で言っても、玉こんにゃく、田楽、おでんなどといったポピュラーなものから、焼きそばのようなこんにゃく料理、こんにゃくのから揚げ、こんにゃくラーメンなど「え、これもこんにゃく!?」というようなメニューもあって、プレートにとっていくのが面白かったです。こんにゃくでできているデザートもありました。わたしは、こんにゃくラーメンとこんにゃくのから揚げが美味しかったです。
娘はデザートが気に入っていました。
食べ放題のコーナーを出るとお土産コーナーがあります。ここでは、こんにゃく製品(食べ放題で出ていたメニューも有り)が沢山売られています。詰め放題もやっていて、たくさん詰めているお客さんで賑わっていました。このお土産コーナーで食べ放題の元を取っているんだろうなと思います。私もつい、こんにゃくラーメンを買ってしまい、娘も入館してプレゼントされたリンゴこんにゃくゼリーが気にいったようで、買わされました。
よくできたシステムだなと思います。とはいえ、こちらも親子共々、美味しく楽しむことができる施設でした。
小学生以上からは予約をすればこんにゃく作り体験もできるようなので、娘たちが小学生になったらまた来て、こんにゃくを作る体験もしてみたいです。
帰りに、こんにゃくソフトの食べてみましたが、こちらは我が家にはヒットしませんでした。
こんにゃくパークの敷地内には、足湯やミニ観覧車など寛いだり、遊んだりできる施設があります。
私たちも、ミニ観覧車にのったり、帰る前に足湯に浸かったりしました。
夫は、足湯がかなり気に入っていて、「足湯ですっきりして、帰りの運転が眠くならなかった」と言っていました。
こんにゃくの世界が広がった、こんにゃくパークでした。
たてヨコオいしい こんにゃくパーク|世界遺産富岡製糸場から車で15分 (konnyaku-park.com)
〒370-2292 群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡161-1
おわりに
今回は、工場見学編をお届けしました。工場見学と言ってもほとんど食べて、遊んでいるものばかりでしたが、どれも満足度の高い施設だったので、興味の出た方は、是非訪れてみて下さい。我が家もまたどこか工場見学できるところを探して、行ってみたいと考えています。味噌やお醤油、お酒を造っている蔵の見学なども行ってみたいところです。
週末、何しよう?どこ行こう?と思った時の選択肢のひとつに工場見学を入れてみてはいかがでしょうか?
さいたまかぞくの遊び方がどなたかの楽しみの一助となれれば幸いです。
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