【初めての保護犬】譲渡からお迎えまでにかかった初期費用まとめ｜リアルな金額と買ってよかったアイテム

その他
2025.12.06

はじめに：保護犬を迎える前に知っておきたかった「お金のこと」

初めて犬を迎えるとき、いちばん気になるのが「実際どれくらいお金がかかるの？」という点ではないでしょうか。
私も保護犬を迎える前は、譲渡費用や準備費用の相場が分からず、何にどれくらい必要なのか不安でした。

今回は、私がシェルターの保護犬（豆柴・オス）を譲渡して飼い始めたときに実際にかかった初期費用をすべて公開します。
これから保護犬を迎える方の参考になれば嬉しいです。

譲渡費用：85,000円（医療費・寄付込み）

私が迎えた犬の譲渡費用は85,000円。
契約書には以下のように記載がありました。

飼育管理費、輸送費、健康診断費および治療費、ワクチン等の予防費用を含む、施設への譲渡寄付金。

この金額には、団体が行ってきた医療・飼育・輸送などの実費が含まれており、いわば命をつなぐための費用です。

🐾 譲渡費用の相場と私の場合の比較

施設・団体の種類譲渡費用の目安主な内容
自治体の動物愛護センター無料〜1万円程度ワクチン・避妊去勢なしの場合が多い
民間の保護団体（一般的）2〜5万円程度医療費・ワクチン・マイクロチップなど含む
医療処置・治療を経た犬／長距離輸送あり5〜10万円以上通院・手術・輸送費などを含むケース
私のケース（今回）85,000円飼育管理費・輸送費・健康診断・治療・ワクチン等を含む寄付金

私のケースは相場より高めですが、
マイクロチップ装着・6種混合ワクチン接種・基本的な健康診断（触診・聴診・フィラリア検査）がすでに行われていました。

🩺 譲渡時に含まれていた医療処置、もし自費ならいくら？

迎え入れた犬（豆柴・オス・9.3kg）には、以下の医療処置がすでに行われていました。

  • マイクロチップ装着済み
  • 6種混合ワクチン接種済み
  • 基本的な健康診断（触診・聴診・フィラリア検査）実施済み（陰性）
  • 去勢手術は未実施

これらを自費で行っていた場合の費用をまとめると次の通りです👇

項目内容一般的な相場豆柴の想定費用
マイクロチップ装着登録費込み5,000〜10,000円約7,000円
6種混合ワクチン年1回の予防接種5,000〜8,000円約6,500円
健康診断（触診・聴診・フィラリア検査）基本検査セット4,000〜8,000円約6,000円
合計（想定）ーー約19,500円

譲渡費用にこれらの医療処置が含まれていたと考えると、
約2万円分の実費相当がカバーされていた計算になります。

🏠 犬の生活準備にかかった費用：合計 約77,601円

我が家で初めて揃えた日用品は以下の通りです。

項目金額（円）
ブラシ1,480
胴輪（ハーネス）1,980
引綱（リード）2,180
首輪1,280
ペットベッド1,980
トイレシート1,480
おやつポーチ300
ベージ（ケージ）21,875
係留（K9アンカー）＆ワイヤー11,080
ペットマット26,000
マナーウェア2,087
エサ4,779
合計77,601円

最初は「少しずつ揃えればいい」と思っていましたが、
実際は生活に必要なものが一気に必要になり、出費が思ったより多くなりました。

🐶 初めての犬お迎えにそろえてよかったアイテム

実際に使って「これは買ってよかった！」と感じたものをピックアップしました。
初めての方でも失敗しにくい、レビュー評価の高い定番アイテムです🐾

・ドッグルームサークル（ゲージ）

安心できる自分の居場所をつくってあげるための必需品です。うちは豆柴ですが、譲渡時は9.4 キロと大きめだったので　中型犬まで対応できるワイドで購入しました。

・首輪、胴輪、引綱

首輪・胴輪・引綱は、長女が唐草模様にしたいというので以下の商品を選びました。
譲渡時は9,4kgだったので Sサイズで購入しています。引綱はMサイズにしました。




・ブラシ
柴犬は毛が抜け替わる犬種なので特にブラッシングが必要です。
今回、紹介するにあたり店舗で購入したものと全く同じものが検索できなかったので同じくらいの価格で似たような商品リンクを添付します。
ボタンをワンプッシュするだけでか絡め取った毛を取ることができるものを使っています。毛の処理が楽なので、このタイプを買って良かったです。


・ペットベット
こちらも同じものが無かったので、同じくらいの価格で形が近いものでリンクをつけておきます。
ベットは落ち着くようでゲージやお庭にいるときはベットにいることが多いです。環境が変わって落ち着かないと思うので、最初のうちから少しでも落ち着けるような場所を用意できたのは良かったです。


今回の準備して良かった購入品紹介は以上です。

マットや係留アンカーも満足するものを購入しているのですが、すぐに準備した方が良いものでもないので、別の機会にご紹介しようと思います。

💰 初期費用の総額

費用項目金額（円）
譲渡費用85,000
犬用品77,601
合計162,601円

おおよそ約16万円前後が、我が家の「保護犬を迎える初期費用」でした。
決して安い金額ではありませんが、健康で安心して暮らせる環境を整えるためには必要な投資です。

🐾 まとめ：費用を知ることで“安心して迎えられる”

  • 保護犬の譲渡費用は施設によって差が大きい
  • 医療処置が済んでいる場合は実費換算でお得になることも
  • 初期費用はおおよそ15〜20万円が目安
  • グッズは「長く使えるもの」を選ぶのが結果的にお得

お金はかかりますが、毎日しっぽを振って迎えてくれる姿を見るたびに「迎えてよかった」と心から感じます。

これから保護犬を迎える方は、ぜひ費用の目安や用意しておくといいものを知って、無理のない準備から始めてみてください🐶

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